明日できることを今日やってはいけない

 だいたいどういうタスクも必要な部分と必要そうな部分と大して重要でない部分が混じっています。そのうち、やるべきは必要な部分だけです。必要そうな部分、あったほうが良さそうだと思う部分は捨てるべきです。そんなことにまで手を回していることで本当に必要な部分すらも実現が遅れてしまう。

 将来必要になりそうなことは、将来やるべきであって、今やるべきではありません。今必要なことだけ実施して、それ以外のことはいったん捨ててしまうことで早く先に進めるようになります。

 仕事を早く進んめることで、「将来必要になりそうなこと」が実際に必要になる時点まで早く到達するべきです。

 実際にその時点になってみると、「将来必要になりそうだと思っていたこと」の多くが不要になっています。過去の時点で持っていた知識でやろうとすると時間のかかることでも、他のことに手を回しているうちに知識がついて、以前は難しいと思っていたこともあっさりと解決できたりします。

 仕事をすぐに取りかかってすぐに終わらせるというのは最悪の効率で進むことになります。今やらなくて済むことを後に回しておくと、その間に不要な作業が減り、自分の知識がつき、最大の効率で実施することができます。